妊娠中に注意したい感染症

妊娠中には感染症に注意をしなくてはいけません。今回は、妊娠中に胎児に感染する胎内感染について紹介していきたいと思います。胎児に感染すると早産、流産の可能性も出てきます。できるだけ、妊娠中には予防をしてかからないようにしたいものです。

妊娠中に胎内感染の可能性のある疾患

HIV感染症

輸血などの血液感染や性行為などで感染します。母子感染を防ぐために妊娠中にから出産後は、胎児を含めて治療を行うことで胎児への感染率を0.5%以下に抑えることができます。

性器クラジミア感染症

日本では、若い女性に多い性的交渉で感染する感染症です。感染しても自覚症状がなく、妊娠中に感染すると流産や早産になるリスクが高まります。

梅毒

性行為で感染しますが、ウイルスが体内に侵入することで血液を媒体にして全身の至る所に梅毒の症状が発症します。妊娠中に感染している場合は、胎児に感染することで早産、流産、症状が重くなると死産になることもあります。

風疹

風疹に妊娠中に感染すると胎児が発達遅延、難聴、視覚障害など悪影響を受ける確率が高くなります。特に妊娠初期に感染すると胎児の器官形成などにも影響があるので非常に注意が必要です。

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか