妊娠20週の体重変化と赤ちゃんの様子とは?

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妊娠20週は変化の時

妊娠も20週目に突入し、妊婦健診にもそろそろ慣れてきたという人もいらっしゃるのではないでしょうか。今から赤ちゃんは急成長をはじめるので、『妊娠線』の予防に努めましょう。

この時期は安定期といわれ、流産の危険性がグンと減ります。そして赤ちゃんの骨格もしっかりとしてくるので、お腹の上から赤ちゃんの位置がわかってきたと話す人もいますよ。また、赤ちゃんの聴覚が発達してくる時期なので、積極的に声掛けをしていきましょう。

しかし、今誕生してしまうと「早産」となり、赤ちゃんは600グラム〜700グラムしかないので「超未熟児」となってしまいます。まだ生命の要となる気管と肺が未発達なので、保育器に入っていても24時間監視となってしまい、重度の障害が残る事も少なくはありません。まだまだ無理は禁物ですよ

妊娠20週のママの身体

そろそろ母親学級が始まりますね。「出産についてや、妊婦生活の栄養」「ベビーを迎える準備」「新生児の世話」など、基本的な知識を得る事はもちろんですが、実は母親学級には「知り合いを作って欲しい」という願いも込められているのです。

一つの教室に集まったママ達は「同じ時期につらい妊婦生活をのり切ろうとしている仲間」のようなもの。ですから、気の合いそうなママがいたら話しかけてみましょう。お互いの苦悩や悩みを分かち合えるだけではなく、病院主催の母親学級なら入院の時期が被る可能性もあり、入院生活が楽しみになるかもしれません。

ママの体重管理

ほとんどのママのつわりが治まってくる時期ですから、体重が急激に増えてしまったという人も少なくありません。また、動きづらさから便秘になってしまうママもいらっしゃるかもしれませんね。そんな22週目ですが、体重管理には「よく噛むこと」をお勧めします。

噛むことは満腹感を増幅するためだけではなく、食物が唾液とよく混じり、胃腸の負担も和らげる事ができるとても大切な事なのです。きんぴらごぼうなど、食べごたえがあるものを作って、おやつがほしいと感じた時に、食べてみてくださいね。

何度も噛んでいると、不思議と満足感が湧き上がってきますよ

どうしても食べたい! という時は、ガムをお勧めします。甘い味が付いているガムがあるので、それで我慢してみましょう。飴は口内に甘いものを滞在させる時間が長いので虫歯になる危険性がありおすすめできません。妊娠中は唾液の分泌が多くなり、虫歯菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。

妊娠20週の赤ちゃんの様子

この頃の赤ちゃんは身長28〜34センチとなり、体重は600グラム〜700グラムになっています。赤ちゃんはまだまだ眠ってばかりですが、聴覚の発達が著しい時期であり、殊の外音に興味をしめしていると考えられています。

お腹の中ではママの血液の音(ゴーというもの)を聞いていますよ。たまにママの声が内蔵を伝って響いてきている音を拾っているかもしれませんね。

そして性器が形作られる時期でもあり、エコーで捉えられる人もいるかもしれません。同時にホルモンが活性化しはじめ、髪の毛や産毛が生えてきますから、「人間らしい外見」になってきますよ。

相談・スレッド

掲示板ミクルより、妊娠20週の妊婦さんのお悩み相談スレッドをまとめました。

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