妊娠10週目では胎児にまぶたが形成される!!

妊娠10週目の胎児の大きさは5㎝くらい

2頭身の体型で頭の大きさが身体の半分に該当します。手足の爪や髪の毛の元が形成されて胴の長さも少しずつ長くなり姿勢が直立してきます。両脚には血管が形成されて脚は短く太ももも細いですが関節は大人と同様な形状になり骨も硬くなります。透明だった皮膚も厚みがでてきて筋肉も急激に成長します。目の虹彩やまぶたが発達するので目を閉じることができるようになります。 女の子には膣、男の子には睾丸が形成される時期でもあります。 心臓もほぼ完成して1分間に約150回の心拍を打つようになってきます。エコーで胎児の画像を確認するほかにドップラー聴診器で胎児の心拍音も一緒に聞けるようになります。

ダウン症

妊娠10週目でダウン症をエコーで確認することは可能なのでしょうか? ダウン症は高齢出産のときに多く発症すると言われて来ましたが、現在では若い人でもダウン症を発症する場合が増えています。 妊娠10週目になってきますと胎児の形状がかなり形成されてくるのでエコー検査でダウン症を確認できるのでは?と考えますが、現状ではダウン症を判別することはできないと言われています。 ただ、心拍の状態、首の後ろに瘤状のカタチがある、指の数や幅などに異常があった場合は、ダウン症の可能性が高いと言えるでしょう。 これらの症状が胎児に見られ正確に知りたい場合は、出生前診断があります。 妊娠10週目でこの診断を行うことは可能とされています。 最近、活用されるようになった新型出生前診断ですと染色体異常も確認することができます。 気になる方は、検査を受けておくといいと思います。

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか