自然分娩?帝王切開?高齢出産で元気な赤ちゃんを産むための分娩選択

高齢出産は難産で帝王切開なのか

高齢出産には様々なリスクがあるのと同様、難産という印象が強いようです。加齢で産道が硬くなり骨盤も開きにくくなる。出血が多くなることも。高齢出産は35歳以上の初産を言いますが、運動を日頃してきた人などは肉体年齢も若い人が多いので一概に難産になるとは言えません。妊娠する前から健康管理が問題なくできていれば、安産で出産することも可能です。若くても偏食や不摂生をしていると難産になる場合もあります。出産は個人差が大きいイベントと言えるでしょう。

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帝王切開

産道が硬いなどの理由で高齢出産では帝王切開や吸引分娩になる場合が多いとされています。これは、病院側がリスク回避をしたいと考えている部分もあります。母子に何かしらの問題が生じて自然分娩が厳しい場合は、高齢出産に限らずに帝王切開での出産になります。 現在では、妊婦さんの6人に1人が帝王切開で出産をしています。

吸引分娩

吸引分娩とはあまり聞き慣れないかもしれません。吸引分娩は、子宮口が全開の状態になっても胎児が下に降りて来ない場合、金属、シリコン製カップなどを胎児の頭部に吸着させて引き出す方法です。この出産方法ですと、胎児の頭部に傷や血腫、母体側には会陰裂傷、頸管破裂などが起こる可能性があります。尚、胎児は頭部を引っ張られることで首が長くなることもあります。(脳に影響はありません。)

バースプランで希望を病院に提出

病院と妊婦さんとの人間関係を深める為の大事な伝達メモです。分娩方法、産後に希望することなどを紙に書き病院に渡すことを言います。是非、効果的に役立てて欲しいと思います。

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