鍼灸で逆子が治る?逆子の鍼灸治療とは

逆子をお灸で治す

逆子を治す方法は逆子体操、医師や助産師が妊婦の腹部の上から胎児の向きを変える外回転術などがあります。その中でもお灸は東洋医学の見地から古来より行われてきた逆子を治す施術です。最近は、逆子の治療として鍼灸を受ける妊婦さんが増えているようです。

目次

お灸での逆子治療

逆子の原因は医学的にハッキリと解明されていません。 諸説ありますが、冷えがその要因の一つではないかと言われています。 お灸には血行を促進する効果があります。 逆子治療に関してのお灸は腹部を温めることが目的です。お灸でツボを温めることで身体全体が温まるので胎児の動きを促すことにもつながってきます。毎日1回、決めた時間に三陰交と至陰に(計4ケ所)お灸をします。

三陰交

くるぶしの内側から指を4本分置いた距離にあるツボです。妊娠初期には流産のリスクがあるツボなので妊娠初期には刺激しないようにしましょう。

至陰

足の小指の爪のすぐ横あるツボです。血行を促進して身体の冷えを取り除きます。

いつから施術するのか

妊娠28週からお灸の逆子治療が可能です。妊娠34週を過ぎてしまうと逆子が治る可能性が急激にダウンします。治療を始めるのであれば、できるだけ早期に始めることが大切です。ツボの位置を正しく把握していないと効果がありませんのでプロの鍼灸師にツボの位置をしっかりと教えて貰います。お灸を開始する前には必ず担当医許可を貰いましょう。

効果のほどは?

効果には個人差がありますが、比較的、効果が早くお灸を始めてから5回~8回くらいの治療で治る場合が多いようです。 効果がでなくても焦らずに決められた回数をしっかりと守り治療を続けることが大切です。

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか