妊娠中のインフルエンザ予防。ワクチン接種はしたほうが良い?

妊娠中のインフルエンザワクチンについて

厚生労働省ではインフルエンザが流行る冬に時期の前にインフルエンザの予防接種を推奨しています。インフルエンザワクチンは妊娠中に受けても大丈夫なのでしょうか。

目次

インフルエンザワクチンの有効性

インフルエンザワクチンの効果は完全ではありません。ワクチンに適合したウイルスにしか効果がないからです。 又、予防接種を受けてから抗体ができるまでには数週間かかります。効果が出るのは予防接種を受けてから約1ケ月後です。それでも、ワクチン接種を推奨するのはインフルエンザ感染による重症化を防ぐためです。

妊娠中のインフルエンザの予防接種は胎児に影響はないのか?

インフルエンザのワクチンは不活性化ワクチンです。死滅したウイルスを使用している為、毒性がなく妊娠中予防接種を受けても母体、胎児共々、悪影響を及ぼす確率は低いのです。ですので希望する妊婦さんには予防接種を行っています。予防接種を受ける時期にも特に決まりはありません。

妊娠中のインフルエンザの予防接種の必要性

インフルエンザの特効薬はタミフル、リレンザを使用します。これらの薬は安全性が妊娠中に使用して大丈夫という判断ができないので慎重にに投与することになっています。データ的に安全が確認できていないのでインフルエンザ感染のリスクを避ける為にも予防接種を推奨しています。インフルエンザに感染して重症化しても薬を投与できない場合もあるので母体にかなりに負担を強いることになります。

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