同性と両思い中。決断の体験談

同性愛で両思いの二人。ハッピーエンドのその後に…

同性という壁をのりこえて結ばれた二人は、特別な絆で結ばれますが、その後は異性同士のカップルと同じく色々な壁を乗り越える事となります。

そんな同性二人ならではのあらゆる場面での決断の体験談をまとめました。

体験談1:あなたは一人でいるべきではない

告白して両思いになった私達は順調に愛をはぐくんできました。同じ部屋に住み早3年。異性同士のカップルなら内縁の妻という扱いになり、そろそろ結婚かなという時期ですが、私達の場合は法律的にもそれは当てはまらず、毎日を繰り返すばかりでした。

彼女は私の隣でにこにこ幸せそうに笑ってくれてて、ずっとこのような日々が続くのだろうと考えていました。だけど、彼女の年齢もそろそろ30を間近に控え、彼女の親族が「結婚」という文字をちらつかせ始めました。だけどそれをあしらいながら彼女はずっと私の手を握っていてくれました。

しかしある時から、私は気付いてしまいました。彼女が街行く異性の夫婦を、その中でも子連れの親子を目で追うのを…。ある時、彼女はぽつりと漏らしました。「子供ってかわいいね」と。

私は彼女と老後まで手を繋ぐ事ができても、子供を授ける事はできません。彼女は一人っ子です。きっと親御さんも孫を望んでいるでしょう。そう思うと悲しいけど手を離してあげる事が最善だと思いました。だけれど言い出せずに幾晩も幾晩も悩みました。

そして同棲4年目の朝、私は彼女に言いました。「あなたは一人でいるべきではない」「子供がいる人生を歩んだ方がいい」と。言っているうちに涙があふれ嗚咽がもれましたがそれが彼女にとっての最善だと思っていました。

だけど彼女は私の顔を見て「そんなに子供が欲しいなら、養子をもらおうよ」と笑いました。

そして「子供ができない夫婦なんてこの世に沢山いるし、籍をいれていない夫婦も溢れている。私たちも、ちゃんと夫婦なんだよ」そう話す彼女の瞳に涙があふれ、私たちはお互いを抱きしめて泣きました。

私が「この人を一生大切にしよう」と決断した瞬間でした。

体験談:彼女と一緒に暮らそうと思った瞬間

私の彼女はバリバリのキャリアウーマンです。「どんな時も男に負けない・女だからといって舐められたくない」がモットーで、現に仕事も手をぬかない頑張り屋さん。彼女はサバサバしていて、デートに誘うのも、会いたいと言うのも私ばかりで、正直愛されているのか不安な日々が続いていました。

ある日、出張から帰った彼女とケンカして、2週間連絡を取らない日がありました。もう別れるのかなと思った時に、コンビニでばったり彼女に会ったのです。

私に会った瞬間彼女はこちらに背を向けました。私は「無視されている」と感じ、多少の怒りと共に彼女を置いてその場を去りました。しかし、やはり彼女の様子が気になって戻ってみると彼女は先ほどのコンビニに座り込み、涙を流していました。

私が来たのも気付かず泣き続ける彼女を見て、この人はとても不器用な人なんだなと気づきました。こちらに気付いて驚いた彼女の顔を見て、もう一緒に住んでしまおうと決意しました。

おわりに

恋に正しいも間違いもありません。ふたをあけてみれば皆同じような道をたどっているもののようですね。同性愛の体験談、掲示板ミクルで覗いてみませんか。

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