出産 母子同室とは?知っておきたいメリット・デメリット

母子同室とは

出産した直後の母体は体力的に弱っていますので、必ずしも母子同室がいいとは限りません。また、院内感染を防止させる目的として母子別室の産院もあります。 産院の多くは母子別室であり、アンケートでは8割程度は母子別室であったという結果になっています。

産院に入院中から赤ちゃんの世話をすることができるので、いざ家に帰った時に困らないというという声もあります。

帝王切開で赤ちゃんを産んだ場合ですと、生みの苦しみというのを経験していませんので、自分の赤ちゃんであるという実感を持つことができない場合があります。 そのため、母子同室で一緒に生活をすることにより自分の赤ちゃんであるという実感を得ることができるようです。

母子同室のデメリット

母子同室のデメリットは、産後体力が落ちているというのに、産院の都合に振り回される可能性があるという点です。 添い寝が禁止されている産院や授乳をするのも授乳室でなければ授乳をしていけないという産院もあります。授乳時間も決められていますので、赤ちゃんが空腹で泣き続けているのに、ただあやすしかできないというケースもあります。 さらに赤ちゃんは珍しいですから、母子の体調に関係なく面会する人がくることがあります。

ただでさえ疲れているのに、面会にくる人の相手をしなければなりませんので、夜泣きでろくに眠ることができていない状態ならば精神的に参ってしまうということもあるようです。

母子同室の利用のしかた

母子同室の場合でも前述のとおり、授乳室でしか授乳を認めていな産院は母子同室のメリットを全くいかされていません。

いつでも授乳することができることが母子同室のメリットですし赤ちゃんが欲しているときに授乳させることにより、母乳分泌が促進されることが医学的に明らかになっています。 つまり、母子同室の産院を選ぶにしても授乳の体制がどのようになっているのかを事前に調べておいた方がいいでしょう。

逆に、母子別室でも授乳の際には赤ちゃんを連れてきてくれる産院もあります。

2人目以降である程度、赤ちゃんのお世話の仕方を知っているのであれば、母子別室でも構いませんが、1人目でしたら、様々なことに慣れなければなりませんので、母子同室の個室がある産院を選ぶようにした方がいいでしょう。 なぜなら、赤ちゃんの世話の仕方に慣れないといけませんし、周りのママさんに気を使い精神的に参ってしまいます。 初めては、母子同室の個室があり授乳に関しての制限がない産院を選びましょう。

授乳の問題は病院で解決したいですね

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