検査費用 妊娠から出産までトータルいくら?

妊娠から出産までの検査費用

妊娠から出産までの検査費用について説明をしていきます。

妊娠チェック

初診では問診票の記入や月経周期、最終月経日、過去の妊娠履歴等を報告し、尿検査や妊娠検査用のエコーをおこない、妊娠をしているか、子宮内に胎児がいるのかをチェックします。この初診を受けて初めて安心して妊娠をしているのか、していないのかがわかります。子宮外妊娠の可能性もありますので、手遅れになる前に早めに検査を受けることをお勧めします

妊婦健診

妊娠初期から後期まで毎回行う検査です。この検査を受けなければ胎児が順調に成長しているのか、また何らかの疾患を抱えている可能性がある場合も早期に発見することができますので、必ず指定された回数分を受診した方がいいでしょう。

この妊婦健診でおこなわれる検査は以下の通りです。

  • 尿蛋白検査…妊婦の健康状態の確認
  • 血圧検査…妊婦高血圧症の有無の検査
  • 尿糖検査…糖尿病や妊婦性糖尿病の有無の確認
  • 子宮底長、腹回計測…胎児の発育状態の確認
  • 超音波検査…予定日の確認、胎児心拍の確認、胎児の確認

これらの検査は合計で10万前後の検査費がかかります。

妊娠初期検査

妊娠8週目から11週目に通常の妊婦健診に+妊娠初期検査費28,000円でおこないます。

  • 子宮頸がん検診
  • 血算…貧血や血液の止血機能の検査
  • B型肝炎検査
  • C型肝炎検査
  • 風疹検査
  • 梅毒検査
  • エイズ検査

妊娠中期検査

妊娠24週から25週、29週から31週に通常の妊婦健診に+妊娠中期検査費約12000円でおこないます。

  • 頸管長・胎盤位置測定…早産診断に有効な検査
  • クラミジア検査
  • 血算
  • 血糖
  • 成人T細胞白血病検査

妊娠後期検査

妊娠35週から36週に通常の妊婦検診に+妊娠後期検査費約12000円でおこないます。

  • 血算
  • 膣分泌物検査…新生児B群溶連菌感染予防に有効な検査
  • ノンストレステスト…胎児心拍モニター、胎児の状態を確認するのに有効な検査

合計費用

すべての検査を受ける合計が約125万円前後となるようです。

妊娠は基本的に健康保険の効かない自由診療になりますが、母子手帳発行時に公費補助券が支給されますので、検査費用を抑えることができます。また様々な公的補助もありますので、調べておいて損はありません。

出産費用は悩みの種のようです

質問・疑問

いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。

他のテーマも読んでみませんか