市民病院での出産 知っておきたいメリット・デメリット

市区町村立病院で出産

市区町村立病院は、市区町村が運営する公立病院のことです。

大学病院などは研究や医療技術の向上を目的としていますので、高額な設備を整えていますが、公立病院ですから市町村の財政状況によって設備の優劣が決まってきてしまいます。

大学病院は「特定機能病院」に指定されている場合に関しては、紹介状がありませんと、初診料に追加料金が請求されますから、経済的に厳しいならば大学病院へ行くのではなく、公立病院で出産をした方がメリットあるといえるでしょう。

個人病院と市立病院

多くの妊婦さんは市区町村立病院での出産か個人病院での出産を検討します。

市区町村立病院の場合ですと、大部屋で生活をすることが多くなります。個室がある病院もありますが、大部屋と比較しますと料金が高くなります。また、個室は予約で埋まっているケースが多いため、絶対に個室がいいという方は個人病院での出産を検討した方が良いでしょう。

大部屋ですと、就寝時間後も電気を消さない方や、夜中に携帯電話を使用する方がいたり、風呂やトイレへ行くのにも大変であったりする可能性があります。また赤ちゃんが夜泣きをする場合は、周囲の視線が気になりますし、他人の赤ちゃんの夜泣きで眠ることができないということもあります。出産後、神経質になるような方は、市区町村立病院のような病院はよくありません。

出産の際には他の診察科が併設されている総合病院型の市区町村立病院は、安心面としては個人病院よりもメリットがあります。

安くお産を済ませたいなら市民病院が向いています。

市民病院のメリット

市民病院のメリットは、総合病院であるということです。個人病院の多くは、市民病院で勤務をした医師が独立して開設するケースが多いですから、個人病院は市民病院と手を結んでいますから、個人病院で手におえない場合は市民病院へ転院します。市民病院で手におえなければ、大学病院に転院となります。

規模的に市民病院は個人病院より優れている場合が多いです。料金も公立病院ですから個人病院よりも安くなっています。

市立病院のデメリット

市立の総合病院の場合、不特定多数の市民が利用しますので院内感染を絶対にしないという保証がありません。 サービスに関しても、個人病院に劣ります。

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