生活習慣病は肌健康の大敵

生活習慣病について

生活習慣病とは

生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。具体的には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などが含まれます。

生活習慣病と遺伝の関係

生活習慣病になり易い体質は遺伝すると言われ、それを知っていることは対処法が見つかりやすいです。しかし、遺伝に関係ない場合が多く、まさに個々人の生活習慣が原因で発症しています。

放っておくとどうなるの?

「死の四重奏」(サイレントキラー)と言われ、自覚症状がほとんどないまま、体の中で動脈硬化などが静かに進行するからです。そのまま病気に気づかずに、また気づいても「自分は大丈夫」と治療をせずに放っておくと、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞などが起こり、取り返しのつかないことになります。

生活習慣病を予防するには?

腹八分目で肥満を防ぎましょう

カロリーコントロールのため食べ過ぎは禁物です。また食事はゆっくり楽しく味わって食べましょう。

野菜や海藻、豆・大豆製品をたっぷりと摂りましょう

これらは、食物繊維がたくさん含まれており、糖質や脂肪の吸収を遅らせて、満腹感を持続させ、腸内のコレステロールを吸着して、血液中のコレステロールを低下させるなどの働きもあります。

魚料理を食べましょう

背の青い魚(サバやイワシ)に多い油は不飽和脂肪酸で、血液をさらさらにしてくれます。

植物性の脂質と動物性の脂質の比は2:1 で摂りましょう

動物性脂質に多い飽和脂肪酸は、血液中のコレステロール(悪玉コレステロール)を上昇させますのでとりすぎは禁物です。逆に魚や植物性脂質に多い不飽和脂肪酸は脳出血の原因になることもありますのでバランスよくとりましょう。

塩分は控えめに、ミネラル塩を摂りましょう

外食や加工食品に含まれている塩分は意外と多めです。高血圧予防のためこれらの調理食品はとりすぎない方が無難です。また、食卓塩よりもミネラルバランスのとれた天然塩を摂りましょう。

こまめに歩く習慣を付けましょう

ウォーキングなどの有酸素運動は、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を上げたり、インスリンの働きを良くするなどの効果があります。

禁煙につとめましょう

タバコは血圧を上昇させ、動脈硬化を促進します。また、肺がんだけではなく、胃潰瘍や気管支炎、喉頭がんや胃がんなどをひきおこします。

過度の飲酒は要注意、週に2日は休肝日を設けましょう

過度の飲酒は肝臓の機能を悪くするほかに、中性脂肪を増やし、動脈硬化を助長します。週に2日の休肝日をつくり、適度な量(1日に日本酒、またはビール大ビン1本程度)を刺身や豆腐など、良質のたんぱく質をつまみにして楽しく飲みましょう。

ストレスをためないようにしましょう

自分の時間を持ったり、趣味を楽しんだりして気分転換をしましょう。完全主義は捨てましょう。

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