肌健康とたんぱく質摂取の関係

更新日 15/07/17 14:35

たんぱく質不足と乾燥肌

肌の水分保持能力は角質層のターンオーバーの過程で生成される細胞間脂質や天然保湿因子による。ターンオーバーが正常におこなわれなくなると、肌の水分保持能力を持つ成分の生成に支障をきたす。

そうなると、水分保持能力は低下してしまい、乾燥肌の原因となる。

タンパク質は肉や魚に含まれているが、日本人は肉や魚を食すよりも、ご飯なのどの炭水化物を多く摂取する傾向がある。そのため、日本人はタンパク質の摂取があまり多くない。

一品、肉料理や魚料理を追加するだけで、十分である。特に夕食には確実にタンパク質を摂取した方がいい。

人間の肌は、睡眠中に回復と合成をおこなうから、夕食時に良質なタンパク質を摂取するといい。

また、寝る前に血糖値が上がると、睡眠中に肌の回復を促す成長ホルモンの分泌が低下する。食事をした後すぐに眠るのではなく、就寝2時間前に済ませておくのがいい。

肉や魚をダイエットしているので食べたくないという方は、大豆でタンパク質を補うようにしよう。大豆は畑の肉と言われるほどに優良なタンパク質を多分に含んだ食材である。

たまに、動物性タンパク質を摂取した方が健康促進、肌のターンオーバーには効果がある。ダイエットをしているからと言って、極度の食事制限は肌や身体にとって悪影響である。肉や魚を摂取しない代わりに大豆を摂取するのがいい。

髪の毛、爪もタンパク質からできているので、女性は必ずタンパク質を摂取するようにしておいた方が、美しさおよび健康を維持するためにはきちんと摂取するべきである。

また、傷ついたDNAを修復する能力、ホルモンの分泌量を整えるなどの効果が、タンパク質にはあります。良質なタンパク質を摂取することは、ホルモンバランスが崩れるのを防ぎ、内面からも健康になることができます。

ダイエットとはいえ、タンパク質を摂取しなくなるのは、健康に害悪になります。

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