健康の為に耳垢を取ったほうが良い理由

耳の正しいお手入れと健康の関係とは

耳垢には種類がある

耳垢はどれも同じと思っている方もいますが、その認識は間違っています。耳垢には様々な種類があります。乾性のものからねっとりした湿性耳垢のものまであり、耳垢の種類に応じたお手入れが重要になります。日本人の場合は70%以上の方が乾性のものとなっています。乾性の耳垢の方の場合は、量が少なくて自然と外に出るという特徴があるため、頻繁にお手入れをする必要がありません。

湿性耳垢の場合は

湿性耳垢の方は、数日間に一回は耳垢のお手入れをおこなうことが大事であり、放置してしまうのは危険です。綿棒を使ってお手入れをおこなう方が多いと思いますが、耳垢が押し込まれてしまい、耳が聞こえにくくなってしまう要因になることがあります。

そのため、アメリカで主流となっている水やオイルを使用した耳垢のお手入れが望ましいです。湿性耳垢の場合はこの方法が重要になります。

耳の健康を考えるためには

耳垢栓塞になる方が多い

耳垢栓塞とは耳垢が外耳道に栓をしてしまっている状態のことであり、高齢者の10%以上の方がこの耳垢栓塞になってしまっています。そのため、耳の健康を考えるのであれば、耳垢栓塞のことを考えることが重要になるのは間違いありません。耳のかゆみや違和感を覚える状態になってしまうため、難聴や耳鳴りの要因にもなってしまいます。耳の健康を邪魔する要因のため、注意しないといけません。

外耳道真珠腫に繋がる恐れもある

外耳道真珠腫とは、外耳道の骨が溶けてしまうような病気であり、耳の健康を大きく損害するものとなっています。となると、掃除をすれば良いと考える方もいると思いますが、そうではありません。耳の掃除のしすぎが病気を進行させてしまう要因になることもあるため、自分の耳垢にあった掃除の仕方を心がけるようにすることが大きなポイントになります。

耳の健康を第一に考える

耳かきは必要以上にはしない

耳の健康を考える時には、掃除をするのが一番と考える考え方は望ましくありません。耳かきで掃除が必要な時ももちろんありますが、必要以上に耳かきをするのは良くない行動であり、耳の健康を維持できなくなる要因になるここともあります。

手前だけを掃除するのがベスト

耳掃除をする時には、奥までおこなわずに、手前だけに留めておくのがベストになります。手前だけを掃除しておけば、耳を傷つけることがなく、耳が清潔であることができるため、お試しになってみてください。

自分の耳垢のタイプを知り、どのような対策をすべきなのかを知った上での行動が大事です。

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