仕事での過労を解消する為に
過労とは何か
過労という言葉を一度は聞いた事があると思いますが、これは「過重労働」の略称です。
これはつまり、労使関係にて定められた時間外労働の範囲を、大幅に超えてしまっている状態の事をさします。
月に100時間の時間外労働や、2ヶ月から6ヶ月間で月に80時間を超える時間外労働があると、これも過労といわれます。
過労が原因で引き起こされた疾患により死亡、あるいは自殺してしまった場合の事を過労死といいます。
1年目であればある程度仕事が立て込む事はあるかもしれませんが、36協定すら存在しない企業では、過労といわれる労働状態に陥っている会社員は少なくありません。
過労解消のために
自身が過労といえる状態であると確認できた場合の対処として、まず労働組合に話してみるのが良いです。
過労死を防止するために過労死防止法が成立しておりますが、実際のところ、さほど強い効果を期待できるものではありません。
そのため、労働組合、あるいは労働基準監督署へ連絡するというのもやはり手段に入ってきます。
また、ある程度一時的に生活をまかなえるような経済的余裕があるのであれば、転職を試みるというのも、過労から免れるためには得策といえるでしょう。
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