ドラゴンボール 郷里大輔に関するみんなの体験談や口コミ

郷里大輔

郷里大輔(ごうり だいすけ)は、1952年2月8日 - 2010年1月17日満57歳没の、日本の声優、俳優、ナレーターである。

本名は及び旧芸名は長堀芳夫(ながほりよしお)である。

概要

東京都出身、身長176cm、体重78kg。血液型はA型。テレビタレントセンター東京校、吉沢演劇塾、江崎プロダクションを経て、青二プロダクションに所属した。

声質

太く迫力のある声で、主に豪放なキャラクターを数多く演じた。またテレビ番組(報道番組)やCM、ナレーションも数多く手がけ、日本と北朝鮮の関係悪化が表面化した際は、ニュース番組で緊迫した口調でナレーションを務めた。

重たい声質であったので、ホラー番組のナレーションも数多くこなしていた。

人物・逸話

数多くの悪役や豪放なキャラクターを演じたが、たいへん温和で優しい性格であった。ただし怒らせると本当に怖かった。

信じられない逸話として、捨てられていた子猫が可愛そうで頭を撫でていたら、誤って首の骨を折り殺してしまったことがある。

力加減が苦手であったようで、実の子が生まれた際も妻から子供に触らせてもらうことを許してもらえなかった。さらに先輩声優である野沢雅子に芸名を変える相談をした際に「ゴウリダイスケ」を「なに?ゴリラ? じゃないよね。なんていうの?」と聞き返された。

交友関係

同じく声優の井上和彦とは、養成所で会って以来の親友であり、マクドナルドや立ち食いそば屋など、同じアルバイト先で働いた仲でもある。共に人気声優となり、共演を果たしたときには、焼き鳥屋で泣きながら酒を飲んだというエピソードがある。

古川登志夫からは「ゴッチ」の愛称で呼ばれており、どんなに忙しい時でも、古川の主宰していた劇団青杜の公演「うさぎはねている」には客演をしていた。

死去

2010年1月17日午後3時頃、東京都中野区本町の路上で、腕や手首などから血を流して建物のすき間にうつぶせの状態になって倒れているところを通行人に発見され、死亡が確認された。

遺体の近くには刃物があり、遺書も発見され自殺したと見られている。

自殺の背景としては、糖尿病の悪化により網膜剥離を併発し、視力が極端に低下して仕事をこなすのが難しくなり悩んでいた、という証言がある。

親友の井上和彦は突然の死を受けて、非常にショックを受けていた。また「ドラゴンボールZ」にて、ビーデル役を演じていた皆口裕子は「郷里さんがミスターサタンじゃないなら、私もビーデルやりたくないと泣き、みんなを困らせました」と語っている。

独特の声を出す、惜しい人でした。

郷里大輔のトピック

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