束縛が異常。男女どちらにもあるデートDVの実態

目次

デートDVの性質は束縛に現れる

デートDVとは、結婚していない恋人同士に起こるDV(暴力)の事で、デート中に起こる物を指すのではありません。デートDVは比較的若い二人に起こることが多く、それはしばし肉体的暴力や精神的暴力を含んだ傷害を現します。

デートDVの被害の中には殴る蹴るの暴行、大声で罵倒したり、相手を言葉で責めぬき、自尊心を粉々にしてしまったりと、被害者の今後の生活をひどく脅かす脅威となります。

暴力的な被害は後遺症を引き起こす事がありますし、精神的なものはこれまで築いてきた価値観の崩壊や鬱などを招きます。精神、肉体に関わらずDVを受けた被害者は、男性不信や女性不信に陥ってしまうケースも多々あります

彼らDV加害者は、「相手を束縛し、自分の支配下に置く」という行動を示します。その為「自分以外の者と会話をするな」「10分に1度メールをしろ」「他の異性と話をしたら殴る」などといったむちゃくちゃな要求を出すケースが多いのです。

デートDVの束縛のケース

デートDVの束縛のパターンで多い要求として「メールのチェック(をされる)」「自分以外とは○○してはいけない」という発言や、「メールや連絡の即レス」を求めるようなものが挙げられますから、このワードが出てきたら注意が必要です。

また、「全てのベクトルが自分に向いている」というのが大きな特徴で、「自分は悪く無い」とする主張を繰り広げる事が多いのです。ですから「お前(被害者側)が悪いから殴った」という主張を平然としてきます。

一見するとDVをするような人は人あたりが良く、善人に見える人が多数ですから、はじめのうちはその束縛も「愛」と感じてしまう傾向にあります。なぜなら通常の付き合いでは、そこまで束縛される事は少ないので、される側は「そこまで自分を求めてくれている」と間違った認識を持ってしまうのです

デートDVかもしれないと感じたら

「自分ならこの人を救える」と考える事は残念ながらあなたをDV被害者にしてしまう事のようです…。DVをする人というのは、生い立ちから来ている深い傷を負っている場合が多く、愛情をかけられればかけられるほど、その愛を試したくて仕方なくなってしまう傾向にあり、あなたのこころも深く傷つけてしまう場合があります。

デートDVも普通のDVも内容は同じですから、相談機関にも違いはありません。「おかしい」と思ったらすぐに誰かに相談する事を強くオススメします。

間違いならそれはそれで良いのです。一般的に「DV相談」という文言が掲げられている相談機関は、相談内容が他に漏れる事もありませんので、どうかお気軽にお電話してみてくださいね

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