吐いて痩せるダイエットは厳禁。嘔吐癖が付いて摂食障害になる恐怖

吐く=ダイエットは間違った考え

ダイエットには、楽な方法はありません。少し我慢をしなければなりません。例えば、食事制限です。暴飲暴食をしていた人にとっては辛いことかもしれませんが、食事制限とは一日に成人が摂る平均的なカロリー数に近くするのが目的です。そのため適正なカロリー量以上食べていないようにするだけで、痩せる人もいます。

しかし、我慢が出来ずつい食べすぎてしまうことがあります。そのような時は、もっとダイエットを頑張らなければと頭を切り替えなければなりません。しかし、食べ過ぎたことをなかったことにするため、食べ過ぎときに吐くという選択をしてしまう人がいます。

吐いてしまえば、食べ過ぎたとしても問題はありませんが、これはとても体にダメージのかかることです。吐いてしまうのが癖になると、摂食障害になります。

摂食障害というリスクが伴います

摂食障害とは、拒食症や過食症のことです。特に過食症の人は食べたものを吐く癖があります。

拒食症は人の食べている姿を見られるのを嫌がり、全く食事をしていないのに運動を続けたりします。体重が落ちることがとても幸せなことになってしまいます。

過食症は拒食症の60から70%の人が反動でかかる病気です。過食をすることは人間がもともと持っているストレス解消の手段ですが、吐き癖がついていますと、その過食をストレス解消の手段として利用する敷居が低くなります。料理の味などはどうでもよくて、胃の中に入りきらない程、食べものを入れることで空虚感がなくなります。しかし満腹になりますと激しく自己嫌悪になり、吐きます。

そのようなことを何回もすると、心身的にダメージがかかってきます。

吐く癖がありますと、ダイエット中に理想の体重に近づかなくて、それがストレスとなります。そのストレスの結果、やけ食い。その後、後悔をして自信を失っていきます。自信を失うと、摂食障害が悪化する可能性もあります。

吐くことで体にかかるダメージ

吐くと必要な栄養まで体外に出てしまいます。もちろん体にも大きなダメージがかかります。食道が胃酸で炎症をおこしたり、胃酸により歯が溶けることもあります。

どんなに痩せたくても、ダイエット=吐く、という考えは持つべきではありません。

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